Q1. 余った電気は売ることができるの?
A.

はい、本当です。

昼間に発電し、家庭で余った分を電力会社に売ることができます。
逆に、夜は発電できないので、電力会社から電気を買って使います。
電気の売買は自動的に行われますので、面倒なことは何もありません。
売った分の電気代は契約者の口座に振り込まれます。「このお金が楽しみで、節電に努めている」というユーザー様の声もたくさん聞かれます。

※電気の売買には、電力会社との契約が別途必要になります。

Q2. 曇りや雨の悪天候時は、電気が使えなくなるの?
A.

いいえ、いつでも使えます。

太陽が出ていれば発電しますが、曇ると発電量は減少します。そのような場合は、不足分の電気を電力会社から買って使います。曇っていても雨が降っていても、電気が使えなくなることはありません。

Q3. 太陽光発電で、家庭で使う電気を全てまかなえるの?
A.

4kWシステムなら、およそ70%まかなえる計算です。

太陽電池容量 1kWシステム当たりの年間発電量は約1,000kWh(※1)。
一世帯当たりの年間総消費電力量は5,650kWh/年なので(※2)、4kWシステムを設置すれば、およそ70%を太陽光発電でまかなえる計算になります。

※1. 太陽電池を水平に対して30度傾け、真南に向けて設置した場合の計算例です。 地域や太陽電池の方位、傾斜角度により発電量が変わります。

※2. 太陽光発電協会試算(表示に関する業界自主ルール(平成22年度))

Q4. どのぐらいで元が取れるの?
A.

一般に10〜20年ぐらいで元が取れると言われていますが、設置条件や生活環境などによって異なります。

償却期間を縮めるには、自己消費分の電力を減らして、売電量を増やすことがポイントになります。 新築であれば高断熱・高気密住宅にする、省エネタイプの機器を使う、昼間と夜間の電気料金が異なる 「時間帯別電灯契約」にする、ことなどが有効です。

Q5. 機器(製品)の寿命は?メンテナンスは必要?
A.

太陽電池モジュールは20年以上、パワーコンディショナは10〜15年と言われています。(メーカーや製品により異なる場合があります)

表面が強化ガラスで保護されているモジュールの場合、寿命は20年以上と言われています。また、太陽光発電システムには、駆動部分がないので、他の発電システムに比べて長寿命でメンテナンスも簡単です。
「ホコリや汚れが付いて、発電能力が落ちるのでは?」との懸念もありますが、たいていの場合、汚れは雨によって自然に流れます。何年かごとに、専門業者に定期点検を依頼すれば安心です。
なお、パワーコンディショナは10〜15年が寿命と言われているので、設置後10年程度で一度点検し、必要に応じて取り替えて下さい。

Q6. 各種自然災害に対する対策はありますか?
A.

次のような対策をとっています。

【雷】
太陽電池が直接落雷を受けたという事例は極めて稀です。一般の屋外設置の電気機器でもごく稀に被害を受ける例もありますが、これらは直接落雷ではなく、間接的な誘導電流が流れることによって受ける被害です。一般住宅として屋外に設置されている他の電気機器同様、太陽電池だからといって落雷を受け易いわけではありません。落雷の可能性が全くないわけではありませんが、太陽光発電システムとしての落雷対策は、回路内に一定性能のサージアプソーバ(避雷素子)等を設置して誘導雷対策を行い、被害を食い止める策をとっています。

【耐震性】
4kWシステムの場合、太陽電池モジュールの設置面積は約25〜40m2 で、重さは架台などの設置部材を含めて400〜550kg程度です。ほとんどの場合、問題はありませんが、家によっては屋根の補強が必要な場合や、設置できない場合もありますので、各販売業者の営業窓口にてご相談下さい。

【風、台風】
屋根への太陽電池モジュールの取り付け強度はJIS C 8955にもとづき、強風にも耐えるよう設計されています。

【雪害】
各メーカーより積雪量に応じた太陽電池モジュール・架台と推奨傾斜角度が用意されており、また積雪量による地域制限が設けられている場合もあります。積雪の少ない地域では雪への対応はあまり考えなくて構いませんが、屋根が隣地との境界近い地域(特に都市部)では、モジュールから落下する雪が隣家に落下する場合がありますので、モジュール設置する際には注意しなければならないこともあります。

【参考資料:太陽光発電協会】
「太陽電池パネルからの落雪事故防止について」

【雹】
モジュールのガラス面はJIS規格(1mの高さから227g直径38mmの鋼球を落下させて、これに耐えること)に適合した強化ガラスを使用しており、雹で割れることはまずありません。

Q7. 停電時にも電気は使える?
A.

非常用のコンセントとしては使えます。

停電時にはパワーコンディショナの運転は停止しますが、自立運転機能付きパワーコンディショナを使用している場合、昼間天気が良ければある程度の電気を使用することができます。

【参考資料:太陽光発電協会】
自立運転(非常用電源としての住宅用太陽光発電システム)について知りたい

非常用コンセント

Q8. 太陽光発電システムはどのような点がエコなのですか?
A.

太陽光発電システムは燃料を必要とせず、二酸化炭素(CO2)を排出しないため、地球温暖化防止の点で注目されています。
その環境価値(CO2を出さない価値)は[総発電量/年-総売電量=自家消費量/年]で算出し、電力以上の価値があると言われています。また、設備自体も容易に解体・リサイクルができ、CO2削減に大きく貢献できます。

Q9. 太陽光発電システムの発電量と実際の出力はどのくらい差がありますか?
A.

太陽光発電システムで発電できる電気量は、ソーラーパネルの性能と設置枚数によって算出されます。
実際の発電出力は、ソーラーパネルの公称最大出力×設置枚数×0.6~0.8が目安になります。

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